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- 謎の沖縄式珈予約受付開始
3月15日より沖縄式珈琲第10弾の予約受付を開始いたします。
極上のまろやかさ『古酒カレー』
沖縄名物となるようなこれまでにない沖縄らしいカレーを作ろう、そう決心したのは今から三十年ほど前のこと。そして試行錯誤の結果うまれたのがこの古酒カレーです。
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時間をかけてお酒を寝かせることで酒が熟成してまろやかな味わいになるように、スパイスも泡盛で練り込み、一定期間寝かせて熟成させることで、驚くほどまろやかな味わいに変化することを見つけました。このスパイスを使って作ったカレーも、当然これまでにないマイルドな味わいのカレーとなります。最初にこのスパイスを使ったカレーを食べたときの感動はいまでも忘れられません。泡盛による熟成効果によってカドの取れた柔らかなスパイスの風味は、 ソースの効いた日本製カレー、スパイシーなインドカレーなど、これまでのカレーとは明らかに一線を画するものでした。また他のカレーのルーとは違い、このカレーのルーには小麦粉は一切入っておらず、とろみは玉ねぎとトマトだけで出しています。スパイスに練り込んだ泡盛のアルコール分は煮込みの過程で蒸発しておりますので、お年寄りにもお子様にも安心してお召し上がりいただけます。 独自の配合によるスパイスの健康効果はいうまでもなく、開店以来ほとんど毎日のようにこのカレーを食べ続けてきた店主の実母は、90歳を過ぎた現在もなおバスやモノレールに乗って一人でマチマーイ(街めぐり)に出かけるという驚くべき元気さであるのにひきかえ、このカレーの考案者であるにも関わらず意外にもカレーがそれほど好きではなくあまり食べてこなかったという店主は、糖尿から○○、△△といった病のデパートになったような体たらくで、いまさらながらスパイスを取り入れた料理中心の生活に切り替えようとしているところなのです。 なお、このスパイスを使った琉球カレーシリーズは、那覇市の物産展において那覇を代表するカレーとして那覇市長賞優秀賞を受賞しました。沖縄には、ぶくぶく珈琲がある。
今はほとんど失われてしまいましたが、沖縄には独自の文化がありました。西欧、日本文化とも違う唯一無二の文化。厳しく悲惨な状況の中で生き抜くための文化、
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生きることの意味と目的を教えてくれる文化です。当店の沖縄式珈琲は、実はこの『沖縄文化』というものを珈琲で表現したものです。泡盛焙煎珈琲は泡盛をかけて蒸し上げた珈琲ですし、瓷(かめ)珈琲は水に浸すだけで抽出するという極めてシンプルな方法によるもの、さらに当店のシンボルであるぶくぶく珈琲は珈琲に大豆、鬱金、肉桂などの香草をチャンプルー(混ぜる)した上でカチャーシー(かき混ぜる)して泡立てたもの、という具合にシンプルであるがままの自然状態をすべての基本に据える沖縄を表現したものとなっております(※多少のこじつけはお許しください)。特に、ぶくぶく珈琲のあの見事な泡立ちは、どうかお客さまが幸せで『福々(ぶくぶく)』ありますようにとの私達の祈りが込められています。またそういう気持ちにならないと何故かうまく泡立たないのです。この珈琲が、お客様ともう一つの、本当の沖縄の出会いのきっかけとならんことを心から願っております。
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