メイン

沖縄式珈琲物語 アーカイブ

2007年02月15日

沖縄式への道 その一


 沖縄式珈琲というものを提案し、それをテーマとする珈琲&カレー専門店を立ち上げて13年になる。そのあいだ、周囲から白眼視されるほど声高に「沖縄式」を言い続けてきたが、定着していないばかりか、その存在さえほとんど知られていないのが現実である。しかし、それでもなんとか潰れもせず言い続けられているのは、一つの奇跡かもしれない。
 奇跡といえば、今日、雨も降っていないのに小さな虹が赤瓦の屋根の上にかかっているのを見た。携帯で写真に撮ろうと思って鞄を探っていたら、あっというまに消えてしまった。誰かにその話をしようと思ったが、日頃の言動があまり良い評価を受けていないので、やめた。これは本当の話である。しかし、誰も信じなくてよい。

 沖縄式珈琲の話にもどる。
 私がこれを言うようになった理由は、もともと「沖縄式」というものに対してこだわりがあったからである。「沖縄式」というのは、沖縄にかつて存在した沖縄独自のスタイルというか、やり方というか、とにかく、目に見えない文化みたいなものである。なぜそんなものにこだわるかというと、この「沖縄式」によって、これまでずいぶん助けられてきたからである。いや、「沖縄式」がなかったら、私はまちがいなくいまここにこうやって存在していなかっただろう。
 この極貧のちっぽけな島で生まれた人々の生活の知恵・スタイルである「沖縄式」。これに私は西欧式、東洋式とも異なる、これまでにない価値観を見る。もしかしたら、「沖縄式」こそが、来るべき崩壊の時代のために、神さまが南の小さな島にこっそり植えておいた最後の救いの花なのではないか、とさえ思える。だからこのちっぽけな花のことをみんなに知ってもらいたいと思う。だからどこまでも「沖縄式」なのである。

 何が言いたいのかわからなくなってきた。
 そう。沖縄式珈琲である。
 それがいったいどんなものなのか、どこが沖縄式なのか、次回、くわしく説明したい。

About 沖縄式珈琲物語

ブログ「cafe沖縄式ブログ」のカテゴリ「沖縄式珈琲物語」に投稿されたすべてのエントリーのアーカイブのページです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のカテゴリは日々雑事です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34